北海道(小樽とガラス編)
2/23-2/26息子の受験サポートで札幌に行ってきました。
2/24受験前日。
息子は受験会場の下見に行き、その後はホテルで勉強。
私は、小樽に観光に行きました。
小樽は札幌からJRで40分程度で行くことができます。
レトロな商店街や街並み、運河があって、スイーツのお店やガラス、
オルゴールなどのお店、博物館や資料館などいろいろ楽しめる観光地です。
少し足を延ばせば、自然を楽しむこともできます。
今回の目的は、北一硝子というガラスメーカーの器の購入でした。
もともと、好きなメーカーで、20年前に結婚する際に、
ちょうど北海道に行く機会があって、(私は、東京出身です)
結婚の引き出物にここの器を使いました。
その時に、自分達の分も買えば良かったなあと後から思ったので、
今回は、自分用を見に行きました。
(今は通販サイトができて、一部商品が買えるようになっています。)
私が好きなのは、サンドブラスト技法で作られた植物柄の器です。
硝子の表面に図柄のシートを貼り、金剛砂という砂を吹き付け硝子を彫る技法です。
図柄のシートを貼っていない部分だけが削られて模様になります。
その後表面をなめらかにするための仕上げを行います。
熟練した職人の技によるその絶妙なグラデーションと、
砂を吹き付けた際の圧力により表現された柔らかな感触をお楽しみください。
というものです。
実際に選ぶにあたっては、絶対に欲しいものだけにしようと決めていました。
年齢的に50歳近くになり、いつ自分が死んでもおかしくないと
感じるようになってきて(今、病気を抱えているわけではありませんが)
必需品以外の買い物に関しては、慎重になってきました。
それを手に入れることで、自分の気持ちがどれだけ豊かになるのか。
眺めたときに、どんな気持ちになるのか。
使うときにどう感じるのか。
そのフォルムや色がどれだけ好きなのか。
そんなことを、考えながら吟味して3点購入。
ぐいのみ 桜
冷茶器 もくれん
一輪挿し やまぶどう
欲しかったものが、20年越しに手に入って幸せ。
ほとんど、小樽観光せずにガラスばっかり見てましたが、
楽しい時間でした。
小樽には、北一硝子さんの他にもいくつかのガラス屋さんがあります。
ガラス製品の好きな方には、お勧めの場所です。
この日は、冬だからか、コロナの影響か、
JRがまだ間引き運転だったからなのか分かりませんが、
観光通りのお店は半分くらい閉まっていました。
お店を見て歩くには、季節の良い時の方が良さそうです。